漫画の実写化CM

恐らく周知の事だろうが私は80年代の少年漫画が大好きである。先日その中の一つ(ワンチャンがくまちゃんと戦う漫画)の舞台も見にいってきた。80年代作品は様々な理由から実写しづらく、映画や舞台なども少ない印象がある。しかし、CMや広告などの場面でかなりの高いクオリティの実写化が実現しているのも事実である。


昨年春放送された、デ・オウの「おまえはもうニオわない」というCMや…


昨年冬に登場したロートジーの「おまえはもうリフレッシュしている」はなかなかの驚きのクオリティだった。モブキャラやセットの作り込みが凄く、当時何度もYoutubeで再生してしまった。


これは2015年のものだが、衣装(マスク部分)の再現率がかなり高く感動した覚えがある。

ただ、両方ともに言えるのが、再現率の高さや細部へのこだわりがすごい割には全体的にオチ(?)がしょうもない、という事である。


自分の体であわ立てたソープの泡で敵キャラの衣服を破く攻撃をしたり…


スギと戦ったり…といった感じで。(ロビンマスクとウォーズマンの身長差がとても良い。ここ大事。)

要は、こんな高いクオリティのものを作ってどんなかっこいいバトルが繰り広げられるんだろう、とわくわくする原作ファンの期待を木っ端微塵に砕いていくスタイルである。ケンシロウは体でソープあわ立てないし、ロビンだってくしゃみが止まらないせいで試合に負けたりしない。だが、この原作では絶対見られないちょっとかっこ悪い、もしくはシュールなキャラの解釈がこういった所で摂取できるのはファンとしてもなかなか嬉しい事でもある。


先月ロートジーのドラゴンボールコラボの目薬が出たが、それは流石に実写化しないのか?と気になったりなどしている。

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グラフィックデザイン科の学生として日々考えている事など

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